スーパーの店先で1回のボトル代だけで無料で貰える純水とミネラルウォーターの違い

ピュアウォーターの特性

 

 

1日につき7.6リットルまで無料だという「ピュアウォーター」、「純水」ですが、それについても、本当に安全なのだろうか?と考える人もいるでしょう。実際には機械に何時間に1回、水を補給しているのでしょうが、その際に中に雑菌などが入らないのだろうか?と心配するのも不思議ではありません。

 

もともとミネラルウォーターについての基準は無いようなものです。そんなことから、家で浄水機を使用しているという家庭もあるわけです。

 

さて、スーパーで配布サービスをしている水の場合は「逆浸透幕方式」の浄水器が主流です。もともと浸透膜に仕切られた濃度が異なる水溶液は、同一濃度になろうとして濃度の低い液体から濃度の高い液体へ水分子が移動する「浸透」特性を持っています。しかし、濃度の高い液体に圧力をかけると、浸透膜を通して水分子だけを透過させます。つまり通常の浸透現象と逆の作用をするわけで、それを「逆浸透」と言います。浸透膜の孔の大きさは0.0001ミクロンという超微細で、水の分子だけを透過させます。不純物は通さないのです。通常除去出来ない最小ウィルスも通しません。

 

分離された不純物は廃水として排出され、細菌類が繁殖する危険性がありません。こうして安全な水ができるのです。スーパーの機器は使用量が多いので、どのような仕組みになっているのか詳しくはわかりませんが、しっかりしていると思います。むしろ水よりも、各人が持ち運びするボトルの衛生面の方が気になります。