スーパーの店先で1回のボトル代だけで無料で貰える純水とミネラルウォーターの違い

まとめと確認

 

 

さて、ここでは純水(スーパーの店先で1回のボトル代だけで無料で貰えるタイプ)と市販製品などのミネラルウォーターの違いについてまとめなければなりません。

 

そもそも「純水」というのは、ミネラル分をまったく含まない、あるいは限りなくゼロに近い水ということになります。もちろん、厳密に言えば「完全な純水」ともなると、化学的な処理を加えなければ得ることが出来ません。つまり、一般的な「純水」ということではろ過などをして物理的に処理された水だと考えてください。自然水に「純水」は無いということです。更に追記すれば、純粋を売り物にするのは相当な規模の施設が必要であり、用途としては「保存用飲料水」などということになるでしょう。

 

そして、もうひとつの大きなポイントは「純水」の「味」はうまくも何ともないということです。用途も考えなければなりません。人間の身体にとって純粋は、適しているという事でもありません。水道水の方が身体には理に適っているのです。それはなぜかと言えば、人間の身体にはミネラル成分が必要だからです。

 

ミネラル成分には身体の細胞の浸透圧を調整する働きがあり、そして人間の体は必要弱アルカリ性を求めています。ミネラル成分のおかげで、酵素の活性化を助ける役割もあります。ミネラル成分がない純水を過剰に摂取すると、体内のるミネラル成分の濃度が薄くなります。水分を補給したのにもかかわらず、吸収しにくい状況を招きます。

 

スポーツ後に、アクエリアス、ポカリスエットなどを飲むのは、スポーツ後に急激に減少した体内の水分を、スムーズに吸収するために調整されているからです。ただ単にキレイな水「純水」を摂取すればいいということではありません。水道水にもミネラル成分はありますが、本来の自然の水であるミネラルウォーターにはかないません。イオン系列のスーパーなどでも、ピュアウォーター以外に、アルカリイオン水が無料の場合もあります。